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歯周病でインプラント治療なら名古屋さぶり歯科

歯科における医原性疾患
Dental innovation Vol.64

歯科における医原性疾患
Dental Iatrogenic Disease


 私の医院を来院する患者さんの口腔内を診査すると、歯科の2大疾患であるカリエスと歯周病を多く認めるが、実はその次に多い歯科疾患とは「医原性疾患」なのである。
 これは、過去に治療した部位が不良な経過である事であり、結局最初に治療した治療内容が不良なために、一層複雑な状態になり、最終的には抜歯をしなければならない確率が高くなってしまう。
 特に「歯内療法」(根管治療)と言い、歯の神経をとる、歯の根の治療を行うという技術は、殆ど全ての歯科医が頻繁に行う治療行為であるが、当医院を受診する患者さんを診断すると、過去に受けた歯内療法の治療結果が完全である確率は10%にも満たない。
 この治療は、担当する歯科医の技術水準によって、成功と失敗の基準が大きく異なる事が問題であるが、理想的な治療を行うために歯科医は、相当な努力と技術、時間と経費を伴う事になる。残念ながら日本の健康保険で支給される技術料は、米国の専門医の18分の1、他の先進国と比較しても10分の1と極端に低い評価なのである。これでは如何にボランティア精神で奉仕しても、非常に多くの負担を伴い、最終的に歯科医院の経営が傾いてしまう。日本の健康保険による歯科医療の実態は、効率性を重要視し、いかに早く治療を行い、できるだけ多くの治療を短時間に終了する事により経営する事を目指す傾向にある。 しかしながら、複雑で高度な技術が要求される歯科治療は、熟練した技術だけでなく、十分な治療時間がなければコンスタントに理想的な治療結果を提供する事は不可能である。     
 私が行う治療の大部分は、残念ながら、過去に行った部位の再治療が多く、またその場合、一層困難な治療となる事が多く、歯を保存できない確率も増大してしまう。
 勿論私も、全て完璧とは言えないが、少なくともエビデンスに基づく日進月歩の歯科医学を研鑽し、治療技術のスキルアップを継続し、患者様とインフォームドコンセントを丁寧に行い、十分な治療時間をかけて精密な治療行為を行う事が、安心安全な治療であり、長期間良いコンディションが継続し、患者さまの幸福に結びつく歯科治療が提供できると確信します。是非とも皆様も歯科の技術に関心を向け,自分の受けた治療の結果を検証して下さい。当医院ではセカンドオピニオンの制度を推進しています、歯科の事でお困りの方は、是非一度ご相談ください。

歯内療法のイメージ 歯内療法のイメージ

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テーマ:歯科治療
ジャンル:ヘルス・ダイエット
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