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歯周病でインプラント治療なら名古屋さぶり歯科

インプラント治療の失敗と対策
Dental Innovation Vol. 48

インプラント治療の失敗と対策
The Problems and Strategies in recent Implant treatment


 今日、歯が抜けてしまった場合の治療法として、インプラント治療が急速に普及し注目されています。しかし、専門家の立場から考察すると、残念ながら様々な問題も内在し、歯科医院と患者さんとのトラブルが増加傾向にあるのも事実です。
 インプラント治療にかかわるトラブルとは、外科処置に伴う医療過誤と、インプラントの治療結果が不良である場合とに分類されます。


1.外科処置に伴うトラブル

インプラントは外科を伴うため、手術に伴うリスクは避けられず、そのリスクは感染による炎症や、術中・術後の痛み、出血、腫れなどが挙げられます。
 対策は最善の手術システムで十分対応できます。手術中の痛みについては、鎮静麻酔などを併用すれば、殆ど寝ている内に終了する無痛治療も可能となってきました。


2.インプラントそのもののトラブル (インプラントの失敗)

A.インプラント周囲炎
治療後に全く自覚症状は無いが、歯周病同様にインプラントネック部に大なり小なり骨吸収を起こし、その中に慢性炎症が認められる場合がほとんどです。術後も歯磨きなどの清掃が不良であると、インプラント周囲炎が進行し、歯周炎と同様に辺縁歯槽骨が吸収します。特に重症に移行すると膿が出たり、揺れて最終的には脱落してしまいます。

B.審美的なトラブル
 インプラントは何らかの原因で抜歯をしたために必要となる治療法です。抜歯部位の歯槽骨は必ず吸収し、歯肉もやせ細ってしまいます。インプラントを行いセラミックなどの歯冠修復をしても、後で歯肉が下がってしまい歯が長くなったり、歯と歯の間の隙間が大きくなります。これは、審美的不良であり、また歯磨きなど清掃がしにくい状況となり、インプラントの永続性も不安定になってしまいます。
 専門医でも、特に目立つ前歯部のインプラントは、最も高度な技術が要求されます。


3.トラブルへの対策

1・まず、専門的技術と学問的情報力を備えた歯科医院で治療を受けること。
2・質の高いインプラントシステムを選択し、精密な治療を行う歯科を選択すること。
3・歯肉や骨量が不足する場合には、積極的に歯肉、骨増大術を併用した治療を行うこと。
4・治療終了後も、定期的に専門的メインテナンスを継続受診し、チェックを受けること。
5・完全に失敗してしまった場合は、骨移植を含む高度な特殊再治療が必要となります。

インプラント埋入時の骨レベル

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